昔話ときっかけ

※ながながと自分のことを書くので、
興味のない方はスルーしてくださいね。
 
 
 
 
小さな飲食店を夫婦で経営する、おとんとおかんの元に
男の子と女の子の兄弟がいました。

 

おとんとおかんの口癖は”お金がない”
書いたいものは買ってもらえず、
旅行やおでかけに縁はない。
そんなに裕福でない家庭で育ちました。
 
その女の子は母に
「お父さんの目に似ればよかったのにね。」
「似て欲しくないところを選んで生まれたみたいやな」
と言われて育ちました
 
おとんとおかんは笑っていたし、
冗談のような、笑い話のように話していたけど
確実に少しずつ、女の子の心に
オモリのように積み重なっていくのでした。
 
小学校の頃には、自分の容姿に自信がない女の子が出来上がり、
帰り道は下を向いて誰とも目を合わさず
周りを気にしてばかりいる女の子になっていました。
 
 
 
大学生になったころ
ストレスや偏った食事のせいもあり、
女の子の顔中はニギビだらけになりました
 
その上から一生懸命厚化粧をして
醜いところは隠して隠して隠して隠して
母はそんな女の子に
「ニキビだらけやないの」
とズバッというのでした
 
それが怖くて、友達には自分から「ニキビひどくない?」
そういうと必ず友達は「そんなことないよ」って言ってくれるのです
でも、そんなことないことないことは、自分が一番分かってて
自分から聞いたくせに辛くなって
”もう一生結婚とかできないかも”
”こんな私好きになってくれる人いない”
”もういっそ早く死んでしまおう”
女の子は毎日毎日そう思っていました。
 
でも死ぬのは怖くて
デリカシーのない親だったけど
愛してくれていることは知っていて
やさしい父が大好きで
心の傷に触れないように、触れられないように生きていました。
 
 
 
大きく運命を変えた、25歳。
あるきっかけで、人との出会いに恵まれました。
ほんのちょっとの勇気で、
いつもは絶対に行かないであろう場所に行き
そこで知り合った人たちが、少しずつゆっくり
女の子を変えていくのです。
 
 
そして人との出会いが、女の子に夢を与えてくれました。
その夢を叶えるためには、どんな自分も好きになること。
嫌いなところでさえ、そのまま受け止めること。
そうすれば、夢は向こうからやってくるのだと、教えてくれました。
 
 
女の子は決意しました。
過去の自分から解放されて、今をもっと生きよう
もっともっと未来を見ようと。
 
 
 
 
 
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自分の経験したこと、考えたこと、感じたことを
もっとたくさんの人に伝えたいと思いました。
自分が変わっていく過程を伝えていくことで、
自分のことが好きになりたくてもがいている人の
背中を押すきっかけになればなと思い、
ブログを始めました。
 
 
”Growing”
昨日の自分より、一歩前へ、